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カラコンを使用する際に気にすべき酸素透過率。

コンタクトレンズを使用する際、気にすべき点の1つが酸素透過率です。
酸素透過率とはその名の通り、コンタクトレンズがどれだけ酸素を通せるかという数値であり、この数値が高ければ高いほど酸素がよく通って目が快適な状態になります。
逆に酸素透過率が低くなると、コンタクトレンズを使用中に目の状態が悪くなってその分トラブルも多くなる傾向にあります。
酸素透過率はコンタクトレンズの種類によって大きく違い、一般的にはハードレンズの方がソフトレンズよりも酸素透過率が高い傾向にあります。
そして今多くの人が視力矯正、あるいはおしゃれのアイテムとして使っているカラコンは酸素透過率が低い傾向にあるソフトレンズであり、さらにカラコンの場合は間に着色部分があってそれが酸素の通過を妨げる傾向にあることから、酸素透過率はいっそう低くなるものです。
そのためカラコンを使用する場合、品質が比較的高めの国内の有名メーカーのカラコンの使用を勧められたり、カラコンの種類を問わずできるだけ使用する時間を短めにするとか、繰り返し使うものではなく毎日衛生的に使えるワンデータイプの使用が推奨されることが多かったです。
しかしながら近年はコンタクトレンズの商品の品質が向上し、ハードレンズやクリアなソフトレンズはもちろん、カラコンも酸素透過率がより高くなるような素材で作られ、酸素透過率が上がるような機能を持たせた商品が数多くあります。
そのため昔と比べて、カラコンを使用していて目にトラブルが起きるリスクが減りつつあります。
しかしいくら昔よりもカラコンの質がよくなったとはいえ、使用期間を超えて使用したり、あるいは連続使用時間を長くしてしまうと、いくら酸素透過率が高いカラコンを使ったとしても目にトラブルが起きるリスクが高くなります。
そうならないためにも、カラコンは酸素透過率が他のコンタクトレンズと比べて高くないと思ってより慎重に使用すべきです。

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